【親心！？】中国の小学校の入学申し込みに前日から保護者の大行列発生！！！
こんにちは
チャイプラ管理人のコーシンです
チャイプラを少しずつ更新していこうと思い
このところちょこちょこと中国ニュースを見て回っていますが
今中国では、なにか「新シルクロード経済圏」（？？）みたいな
よくわからない国際会議をやっているようで
そのニュースばかりであまり面白い話題がありません
しかし更新頻度を保ちたいので
そんなに面白い話題ではないですが
先日南京での小学校で起きた話題のニュースを紹介します
中国の学歴社会について
中国は学歴社会です
というよりも個人の学力習得とそれによりエリートへの道を進めるか
に非常に重きを置いているとも言えると思います
超コネコネ社会でもあると思いますが そんな強いコネをつくるのも
「富二代（金持ちの子供）」など 親が有力者である以外は
将来重要なポストに就くような人たちと学校時代から知り合いになる
つまりエリートが集まるような学校に行かなければならないので
やはり学歴が大事になってくるのだろうと思います
中国の学校では個性とか関係なく超つめこみ教育が多いようです
学生は部活などあまりせずに
多くが放課後も夜になるまで学校で自習して学力向上に励みます
（塾も基本的にはありません）
そんな中国の子供が勝ち抜いてたどりつく大卒レベルの人々は
個人の学力という面ではめちゃくちゃ優秀な人が多いですね
ほとんどが非常に優秀な人ばかりだと思います
だから日本で子供をもった中国の方も子供は中国本土の学校に行かせたい
と考えるひとも結構多いようです
南京の小学校の入学申し込みに徹夜の列が！！
さてそんな中国の学校事情ですが
先日南京の小学校の入学申し込みに徹夜の列ができるということがありました
申し込みの前日の午後六時から保護者が並びはじめたということです
写真がそのようすです
「校区の学生は全員入学できるし申し込みは明後日までいつ来てもできる」
と校長が並んでいる人に明日来るように説得しますが
だれも並ぶのをやめようとしません
こんなことがなぜ起きたのかというと
今年度のこの小学校の受け入れ生徒数よりも校区の学生の数が少し多いので
この小学校に入れなくなる子供がでてくるかもしれない
という「うわさ」が広まったからということのようです
そのため校長が説得してもみんな納得せずに並び続けたということです
どの学校に行くかは子供の将来に関わることなので
うわさだろうがなんだろうが
万が一本当だった場合のことを考えたら
一晩並ぶぐらいは何でもない やめる気はない
そんな強い保護者心がこのような現象になったのだと思います
まとめ
中国は都市部のちゃんとした学校は
公立でも小学校から入るのには入学金などけっこうお金がかかるようです
中国は大学入学統一試験の科目に作文があるので
大卒生の文章能力は総じて高く
私もそれを読むといつも舌を巻くことばかりでした
以前の中国で働いていた時に同じ部署のメンバーに弁護士がいましたが
彼は幹部用のスピーチの文章作成も担当していました
その内容が全て非常に流麗なものでしかも中国古典の文節やエピソードを
下敷きにしている内容が豊富に盛り込まれていて非常に驚いた記憶があります
彼自身はいつもはそんなことに何も興味がない人なのに
ひとたび文章を書くとそんなものが普通に書ける
国の教育方針によって人の得意なものにも傾向が出るのかもしれません
そして中国はやはり「文」の文化、「言葉」の文化の国だなと
個人的に思います（了）
コーシン
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