雲南省の田舎町で壮絶な集団宝探しが繰り広げられる
9月27日の報道によれば、中国西南部の雲南省の田舎町で、壮絶な集団宝探しが繰り広げられる事態となったという。一体どういうことなのだろうか。
雲南省の田舎町で突如巻き起こった集団宝探し
/ Picture from 新浪 / slide.news.sina.com.cn/s/slide_1_2841_103674.html
まとめ
今回宝探しが巻き起こったのは、雲南省の騰冲という田舎町。彼らが捜していたのは翡翠だという。なぜこんな街の真ん中で翡翠が出るのだろうか。この場所は古くは翡翠の加工を行っていた場所で、当時使われなかったり、傷がある翡翠などが捨てられ、古い街道の基礎に建材代わりに埋められたのだという。今回街道が新しく改修されることになり、工事の途中で露出したかつてのクズ翡翠の層の中から、少しでも価値のある翡翠はないかと群衆が宝探しを始めたのだ。
中国では翡翠は玉と呼ばれる。宝石のような価値がつくものもある。もともとゴミだったものなので価値が出るかはわからないが、まぁみんなが楽しければいいのだろう。工事関係者はたまったものではないだろうが。(了)