ヨーロッパで中国人の大好きなあれが大繁殖―もったいなすぎると中国のネット民発狂
南ドイツの河川で、中国人の大好きなあれが大発生しているという。しかしドイツ人は誰も見向きもしないという。もったいなすぎるとして中国のネット民からコメントが相次いだ。その大発生したあれとは、上海蟹のことだ。上海蟹はヨーロッパでは外来種で、大繁殖して害になっているという。しかし現地人は誰も食べるどころかとることもしない。それを聞いた中国のネットユーザーの反応とは。
▼今回大発生したもの(毛がついていないが・・・?)
中国人羨望の上海蟹大発生inヨーロッパ
中国ネットメディア「今日頭条」が伝えた。
(※翻訳は当ブログによる)
ヨーロッパの河で中国人の大好きな美味しい生物が大繁殖も、現地民は見向きもせず
2016-08-28 09:23
ドイツ南部の河に、このような恐怖の一幕が出現した。ゾワゾワと小さなものが集まっている様子は怖いものがある。このような密集が嫌いな人は見たくないだろう。これは一体何なのか?
実は、これは全て蟹。しかもこれは中国人が最も好きな上海蟹(大閘蟹)なのだ!中国人の目から見れば幸せな光景だが、ヨーロッパ人にとっては全くうれしくない光景だという。
これらの上海蟹は、商船のバラスト水(船の重し代わりに船底に入れる水)の中に紛れてヨーロッパに“移民”してきた。ヨーロッパは水が豊富で気候は温暖、上海蟹にとっては絶好の繁殖場所だった。現在、上海蟹は急速に生息範囲を広げ、多くの河川が“蟹害”にあえいでいる。河川を塞ぎ、他の生物の生息数を大幅に減らしてしまうという。ヨーロッパでは何十年も対策が講じられている。
上海蟹はヨーロッパ人にとっては、アメリカの(五大湖を荒らしまくる中国原産の)鯉と同じように、嫌われ者でしかない。ヨーロッパ各国政府は住民に捕獲を奨励しているが、だれも見向きもしない。誰も食べる人がいないからだ。もし中国人だったら、ヨーロッパに蟹の加工工場を作って、中国に輸出するだろう。アメリカではすでに中国系の人々が鯉の加工工場を作って、大儲けしているのだ。
上海蟹は河蟹や毛蟹など呼び方は多いが、よく見られる小動物だ。中国の南方に広範囲に分布し、大河だけでなく、小さな川や水路などどこにでも見られる。中国は5000年の蟹食の歴史がある。味は香ばしく、ビタミンAを豊富に含んでいる。
▼大繁殖中の蟹
▼やはり毛がないような気がするが・・・
▼大繁殖ボーナスステージ!(でもドイツのジモティーは誰も獲らない)
▼この写真は一体・・・?でもかわいい!
中国ネットユーザーの反応
- もったいなすぎる!
- 本当にもったいなすぎるな。蟹を食わないなんて。こっちでは高いのに。
- よだれが出てきた
- もったいない。中国では高すぎて食べられない人もいるのに、あっちでは誰も食べないとは!
- なぜ彼らは食べないんだ!?
- 工場を作って中国に輸出しろよ
- 中国人を一万人送れば、一か月で保護動物に変わるだろう。
- 上海には蟹油というものがあるだろ、この蟹をヨーロッパで蟹油に加工して中国で売ればいい。
- もっと頭使えよ、中国人を呼んできて加工させて、中国に輸出すればいい
- ヨーロッパ人が食べないのはかつて河川が汚染されていたイメージが残っているからだよ
- カニみその缶詰なら商売になるぞ
- もし中国だったら、エビ一匹残っていないだろう
- ヨーロッパには誰も蟹を食う人はいないのか!
- あっちには中国のコックがいないから誰も食べないのだ
- 中国では毛まで食うのに
- よし、早速輸入しよう
- 早く中国人を送るんだ、1年で解決できる。俺はなぜあっちで生まれなかったのか残念だ!
- おいしいのがこんなにいっぱい・・・
- 全く外人ってやつは感服するよ。ロシア人は魚を食わない、アメリカ人は鯉を食わない、今度は蟹を食わない国と来たもんだ。もったいなすぎるんだよ!
- 中国は貧乏だからなんでも食うんだよ。彼らが先進国だということだ
- 犬がかわいい
- 犬は蟹を食うのか
以上、多く寄せられた中国のネットユーザーからのコメントのごく一部だ。
まとめ
中国のネットユーザーからは、ほとんどが「もったいなすぎる!」というコメントの嵐だったが、現地に工場を作って中国に輸出しようという意見も多かった。商魂たくましい中国人ならではの発想だ。アメリカでの鯉害では、すでに現地で工場を作って儲けている中国系の人がいるというのが驚きだ。このようなたくましさこそ、世界中に中国系住民が広がっている要因の一つでもあるのだろう。(了)
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【記事・翻訳:高晋】
Via/Pic:今日头条(TouTiao.com)