甘粛省敦煌で幻想的な朝焼けの景観が出現
中国でも西域の風情を感じさせるオアシス都市敦煌。今回その敦煌に美しい朝焼けが出現して、人々を驚かせている。敦煌は莫高窟という仏教の石刻遺跡があることで知られている。莫高窟や西遊記に出てくるような古い関所の遺跡、砂漠の風景などで日本人にも有名な観光都市だ。どのような風景が現れたのだろうか。
▼砂漠の空に出現した朝焼け
砂漠の町に現れた美しい朝焼け
中国ニュースサイト「中華網」が伝えた。
2016-08-27 08:51
8月26日の朝、甘粛省敦煌市鳴沙山月牙泉・敦煌・党河の3つの風景区で幻想的な朝焼けの景観が出現した。8月下旬以来、ゴビ砂漠に接する都市である敦煌は、何度かの雨が降り、爽やかな気候になっていた。このところ青空のきれいな快晴のいい天気が続いていた。日の出と日没の時間に、ゴビ砂漠特有の燃えるような朝焼け夕焼けの風景を見ることができ、忘れられぬほどの景観は観光客を驚嘆させた。
▼敦煌の市街にも朝焼けが出現
まとめ
朝焼け・夕焼けは日本では珍しくないが、中国では雲が多く空が低いのであまり見られない。そのためこのような燃えるような朝焼けは中国の人々には珍しいのだろう。敦煌を訪れるときは、初秋の時期にすれば、このような美しい光景が見られるかもしれない。そうでなくても敦煌は一度は行く価値がある場所だ。(了)
【記事:高晋】 Via・Pic/中新网