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【中国涼しいニュース】酸素吸引必須?“世界で最も孤独”と呼ばれるカフェ

パンダと麻婆豆腐でおなじみの中国の四川省の山奥。標高4860メートルの雪山の上に、中国で“最も孤独なカフェ”と呼ばれるカフェがあるという。いったいどのようなカフェなのだろうか。

▼“孤独カフェ”からの風景

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そのカフェがあるのは、四川省西北部の山岳地帯に位置するアバ・チベット族チャン族自治州にある、達古雪山と呼ばれる山の上だ。

アバ・チベット族チャン族自治州 - Wikipedia

▼“孤独カフェ”に向かうロープウェイ

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この達古雪山の標高3800メートルから5100メートルは達古氷河と呼ばれる絶景スポットとして知られている。万年雪に覆われた多くの山峰が取り囲み、厚さ最大200メートルの氷河に覆われている。

▼達古雪山の氷河

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標高4860メートルの達古氷河の峰の上に世界一標高が高いと言われるカフェがあり、中国のネットユーザーから“世界で一番孤独なカフェ”と呼ばれている。

▼峰の上に建つ“孤独カフェ”

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このカフェは2015年6月に着工、同年10月にオープンした。ほとんどの建材はロープウェイで輸送されたという。カフェは達古氷河の峰の上にあるロープウェイの駅の建物の2階に作られている。窓からは見晴らしがよく、周囲の峰々の絶景を一望できるため、大勢の観光客が訪れている。

▼“孤独カフェ”で眺めを楽しむ観光客

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このカフェの最大の特徴は酸素の吸引ができるようになっていることだ。標高5000メートル前後と言えば、エベレストのベースキャンプと同じ高度で、酸素は地上の約半分。通常ならば本格的な登山の装備と訓練なしでは到達できない高さだが、ロープウェイで一気に上ることができる。この標高で観光客気分で酸素を吸いながら気軽にコーヒーが飲めるのも、中国ならではと言えるのかもしれない。

高度が人に与える影響 - Wikipedia

▼酸素吸引しながら談笑する観光客

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▼本格コーヒーが楽しめる

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▼店の看板“試験営業中は1人20元(340円)で酸素吸引無料、レモン水1杯プレゼント”

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ちなみに達古氷河は1992年に日本人が衛星写真によって発見したものだという。

▼カフェの周囲は雪山の風景が広がる

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▼峰の上に置かれた標高4860メートルの表示

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 世界にはアンデス山脈にはさらに高い標高にある村もあるので、本当に世界一標高が高いカフェかどうかは厳密にいうとわからない。しかし標高4860メートルの深い雪山の峰々の中に、登山者向けの山小屋ではなく、ポツンと純粋なカフェとして存在しているというのは、“世界で一番孤独なカフェ”と言っても過言ではないかもしれない。(了)

 

 

【Sauce:】 

最孤独的咖啡馆:海拔4860米 达古冰川之巅-新闻图片库-大视野-搜狐

 

 

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【関連地図】

達古氷山風景区はアバ黒水県にある。四川大地震震源地、汶川の近隣だ。

 

 

【翻訳・記事作成:高晋】